食品工場の中で最も対策が必要なのが「異物混入対策」です。
「フードディヘンス」という言葉が出てきたように、中国の冷凍ギョーザ毒物混入事件や、国内冷凍食品工場での従業員による農薬混入事件など食の安全を脅かす事件が起こっています。
消費者の健康被害だけではなく、食品メーカーにとっても食品回収の費用、企業のブランドイメージの低下、取引先の信用低下、消費者の買い控え、風評被害など多大な損失が生じています。
フードテロ(悪意のある意図的な異物混入)から食の安全を守るフードディフェンス(食品防御)の強化には、外部対策と内部対策があります。
異物混入 フードディヘンス
外部対策としては、
① 外周警備を行い、不審者を敷地の中に入れない。
赤外線センサーやフェンスセンサーなどで不審者を検知し、その場で音声メッセージえ警告・威嚇撃退を行う。
② 入退出管理システムで生産ラインごとに入室者を制限、管理する。
ACsmartなどで入室できる権限者のみ生産ラインに入室できると同時に、誰が、何時に入室して退室したかを自動記録する。
内部対策としては、
③ 鮮明な画像で録画、再生確認。
フルハイビジョンカメラで入退室管理や外周警備・室内警備と連動させ、自動録画する。従来のアナログカメラの約6倍の高場解像度で手元やナンバープレートなど詳細まで確認可能。
又、管理者がどこにいても異常発生時に状況を詳細まで把握したり、日常出張先や自宅からでも生産ラインを動画で確認できる遠隔監視システムi-NEXTがあるとより安心です。
④ 遠隔監視システムi-NEXT
その場にいなくても現場管理ができる。 ワンタップで見たい工場の生産ラインの見たいカメラ・プリセットポイントを選ぶことができます。リアルタイムの動画と音声で詳細まで現場状況を確認でき、的確な指導を行うことができます。